2010年01月06日
【比較】牽引ロープあれこれ

前記事でスコップについて書きましたが、
揺すってスタック状態から脱出できなければ
別の車両に引いてもらうことになります。
そんな時、相手は4WDなんてことがあるわけですが、
当然、スタックしにくい車両のオーナーは他人のために
わざわざ牽引ロープを用意していることなんて少ないんです。
北海道でもよくある会話・・・
A「どうした?引っ張ってやるか?」
B「お願いします」
A「ロープあるか?」
B「ないです」
A「それじゃ引けないな~」
こんなことにならないために、
積雪寒冷地へお出かけの際はぜひ牽引ロープも用意しましょう。
(4WDもスタックすることがあります。)
さて、最近の自動車って牽引ロープをかける場所が
下回りに無いことが多いですね。私のは前側がそうでした。
さて、どうやって引掛けるのか?

バンパーにフタがついてます。

これをツメやホイールキャップを外すプラスチック製の工具で
引掛けて外すと穴が開いています。

車載工具(レンチやジャッキ工具セット)の中にこんなものが入ってますので、
出してきます。

差し込んでグリグリ回して装着完了!
装着後、グラつかないかチェックしましょう。

あとは運転席に座り、エンジンをかけてギアをニュートラルにします。
不意に変なところへ突っ込まないようにブレーキペダルをすぐ踏めるようにしておきます。
ゆっくり引いてもらって出れば終了。出なければ少しだけ勢いをつけて引いてもらいます。

後側はここにかけます。
前側もこうなってる車両もたくさんありますので、
よく見てセットしてください。(特に暗いとき)
※変なところにセットして壊した経験があります(汗)
選び方ですが、
あまり長すぎると引くためのスペースが必要になり、狭い場所で使えません。
短すぎると場所によっては届きません。3.5~4.0mくらいが一般的でしょう。
強度は車両重量により選びます。車両の全重量がかかるほどの牽引作業は
しないでしょうから、ほどほどのものを選びましょう。そして・・・・
あまり無理せず、ダメだと思ったら早めにプロにお願いすることも考えてくださいね。