2010年03月12日
星見キャンプなんてどうですか?【双眼鏡編】
肉眼編に続き、双眼鏡編です。星見キャンプと内容が被るので、
以前、書いたものをベース(コピペして)に書きます。
【双眼鏡編:手軽にある程度的を絞った星を観察するコース】
街から遠いキャンプ場で夜にたくさんの星が見えて、見入ってしまうことってありますよね。
こんな時、望遠鏡でのぞいてみたい(月・惑星)とか、
それなりな対象物(星雲・星団)を子供に見せてあげたいと思ったことはありませんか?
でも、望遠鏡って高価ですよね。最近は安くてもいいものが出てきてはいるけど、
セットの方法や選び方が少々難しい。
【ちょっと解説】
スバルです。自動車メーカーのマークや、歌に出てきますよね。
明るい星団(散開星団)なので、肉眼でも見えます。
おうし座にあるので夏だと明け方近く、秋だと深夜になってしまいますが・・・。
(冬向きな対象なんです。写真は秋の深夜です。)
こういうものを見るなら双眼鏡がオススメ!
あまり高倍率だと全体が見えません。特にM45は低倍率の物がいいです。
月や惑星を見るなら望遠鏡を選ぶことになってしまうけど、
星のきれいな部分を追うなら断然双眼鏡です。
スバルなどの星団だと双眼鏡の方が有利!
昼間に景色や鳥を見ることができるし、
子供の遊んでいる様子(危ないことしていないか等)を見たりもできます。
星を見るときは「ちょっとあの辺見てみて!」とやるのが難しいので、
カメラの三脚等に針金を巻きつけるなどして使うことをオススメします。
(メーカーによっては三脚固定金具とか三脚ホルダーがオプションで用意されている)
さて、そこで気になるのが性能。
性能の見方は【7×50】だと倍率7倍で対物レンズの直径(口径)が50mmという意味。
高倍率じゃないと・・・・なんて思ったことありませんか?
実は高倍率のものが高性能なこととは限らないんです。
それに対象物が鳥の場合は、高倍率(湿原の遠くの鳥など)が欲しくなることはあっても
星空の場合はむしろ低倍率が有利。7倍くらいがオススメです。
(専門的に観測している天文家も7×50を持っている人が多い)
いいとこ10倍くらいまでですね。それ以上だと星の塊が分散しすぎてきれいに見えません。
あと、対象物が星のため暗いことを考えると口径の大きなモデルがたくさん光を集められるため
明るく、暗い星までたくさん見ることが出来ます。(できれば50mm、42mmは欲しいところ)
倍率の高低は価格にあまり影響しませんが、口径の大小は価格に影響しますし、
50mm以上になるとかなり重くもなるので、通常使用では50mmが限度といえます。
あとは、レンズの材料やコーティング、内部のつや消し処理などで価格がかなり違いますが、
このあたりに懲りだすと、かなり高級品となるのでキャンプでの使用と割り切り考えないようにしましょう(笑)
ついでに観察時のコツも書いておきますね。
三脚にセットする場合、
パン棒(三脚についている角度調整バーのこと)は手前ではなく反対側にしましょう。
天頂部を観察する時、手前だとパン棒が三脚に当たりそれ以上、上を向かなくなります。
もちろん、パン棒が観察方向に向いていても視野に影響はありませんので心配なく。
グリップ式雲台や自由雲台という部品が用意できるならさらに扱いは楽になります。
パン棒での操作がやりにくければ別途用意してください。(カメラ屋さんにあります)
Kenko(ケンコー) アバンター 7X50
キャンプだとこれくらいが限度ですよね。
Kenko(ケンコー) ケンコー三脚取付ホルダー
あるとすごく便利なので一緒に揃えてしまいましょう。
Kenko(ケンコー) NEWVOLARE7X50SP
安価なモデルもあります。見え味は少し落ちますが・・・
ZEISS(ツァイス) Victory 7×42 T FL
最近ナチュラムさんで扱いの表示が多いツァイスは高いですね~。どれほどのものなんでしょう?
ZEISS(ツァイス) Victory 10×42 TFL
この製品がナチュラムさんではよく紹介されています。使った人の感想をぜひ聞きたいですね。
以前、書いたものをベース(コピペして)に書きます。
【双眼鏡編:手軽にある程度的を絞った星を観察するコース】
街から遠いキャンプ場で夜にたくさんの星が見えて、見入ってしまうことってありますよね。
こんな時、望遠鏡でのぞいてみたい(月・惑星)とか、
それなりな対象物(星雲・星団)を子供に見せてあげたいと思ったことはありませんか?
でも、望遠鏡って高価ですよね。最近は安くてもいいものが出てきてはいるけど、
セットの方法や選び方が少々難しい。
【ちょっと解説】
スバルです。自動車メーカーのマークや、歌に出てきますよね。
明るい星団(散開星団)なので、肉眼でも見えます。
おうし座にあるので夏だと明け方近く、秋だと深夜になってしまいますが・・・。
(冬向きな対象なんです。写真は秋の深夜です。)
こういうものを見るなら双眼鏡がオススメ!
あまり高倍率だと全体が見えません。特にM45は低倍率の物がいいです。
月や惑星を見るなら望遠鏡を選ぶことになってしまうけど、
星のきれいな部分を追うなら断然双眼鏡です。
スバルなどの星団だと双眼鏡の方が有利!
昼間に景色や鳥を見ることができるし、
子供の遊んでいる様子(危ないことしていないか等)を見たりもできます。
星を見るときは「ちょっとあの辺見てみて!」とやるのが難しいので、
カメラの三脚等に針金を巻きつけるなどして使うことをオススメします。
(メーカーによっては三脚固定金具とか三脚ホルダーがオプションで用意されている)
さて、そこで気になるのが性能。
性能の見方は【7×50】だと倍率7倍で対物レンズの直径(口径)が50mmという意味。
高倍率じゃないと・・・・なんて思ったことありませんか?
実は高倍率のものが高性能なこととは限らないんです。
それに対象物が鳥の場合は、高倍率(湿原の遠くの鳥など)が欲しくなることはあっても
星空の場合はむしろ低倍率が有利。7倍くらいがオススメです。
(専門的に観測している天文家も7×50を持っている人が多い)
いいとこ10倍くらいまでですね。それ以上だと星の塊が分散しすぎてきれいに見えません。
あと、対象物が星のため暗いことを考えると口径の大きなモデルがたくさん光を集められるため
明るく、暗い星までたくさん見ることが出来ます。(できれば50mm、42mmは欲しいところ)
倍率の高低は価格にあまり影響しませんが、口径の大小は価格に影響しますし、
50mm以上になるとかなり重くもなるので、通常使用では50mmが限度といえます。
あとは、レンズの材料やコーティング、内部のつや消し処理などで価格がかなり違いますが、
このあたりに懲りだすと、かなり高級品となるのでキャンプでの使用と割り切り考えないようにしましょう(笑)
ついでに観察時のコツも書いておきますね。
三脚にセットする場合、
パン棒(三脚についている角度調整バーのこと)は手前ではなく反対側にしましょう。
天頂部を観察する時、手前だとパン棒が三脚に当たりそれ以上、上を向かなくなります。
もちろん、パン棒が観察方向に向いていても視野に影響はありませんので心配なく。
グリップ式雲台や自由雲台という部品が用意できるならさらに扱いは楽になります。
パン棒での操作がやりにくければ別途用意してください。(カメラ屋さんにあります)
Kenko(ケンコー) アバンター 7X50
キャンプだとこれくらいが限度ですよね。
Kenko(ケンコー) ケンコー三脚取付ホルダー
あるとすごく便利なので一緒に揃えてしまいましょう。
Kenko(ケンコー) NEWVOLARE7X50SP
安価なモデルもあります。見え味は少し落ちますが・・・
ZEISS(ツァイス) Victory 7×42 T FL
最近ナチュラムさんで扱いの表示が多いツァイスは高いですね~。どれほどのものなんでしょう?
ZEISS(ツァイス) Victory 10×42 TFL
この製品がナチュラムさんではよく紹介されています。使った人の感想をぜひ聞きたいですね。
Posted by みおのとおちゃん at 00:05│Comments(2)
│その他
この記事へのコメント
こんばんは!
星ネタってすばらし~ですね。 そんなに大げさでない双眼鏡でもここまで見えちゃうなんて、俄然興味がわきました!
星の数だけネタがありそうですね(笑)
星ネタってすばらし~ですね。 そんなに大げさでない双眼鏡でもここまで見えちゃうなんて、俄然興味がわきました!
星の数だけネタがありそうですね(笑)
Posted by Hisane at 2010年03月12日 00:31
>Hisaneさん
おはようございます~(の時間になってしまった。)
新しい星や彗星を見つけたりしないだろうし、
キレイだなぁって見て楽しむだけなら、
それほど肩肘の張ったものじゃなくてもOKなんです。
少しだけ専門的な観測でも、7×50の双眼鏡を使ってたりしますよ~。
星ネタは・・・たくさんあるけど、
キャンプブログじゃなくなってしまうので(笑)
しばらくネタ切れには変わりません。あはは・・・。
おはようございます~(の時間になってしまった。)
新しい星や彗星を見つけたりしないだろうし、
キレイだなぁって見て楽しむだけなら、
それほど肩肘の張ったものじゃなくてもOKなんです。
少しだけ専門的な観測でも、7×50の双眼鏡を使ってたりしますよ~。
星ネタは・・・たくさんあるけど、
キャンプブログじゃなくなってしまうので(笑)
しばらくネタ切れには変わりません。あはは・・・。
Posted by みおのとおちゃん at 2010年03月12日 08:28
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。